◆アクアリウムの楽しみ方
そもそも「アクアリウム」って、一体何のこと?
熱帯魚などの「水生の生き物の飼育設備のこと」です。ヽ(﹡ˆᴥˆ﹡)ノ
また特に日本では「観賞用の熱帯魚や水草などを飼育すること」をいいます。
◆淡水魚の魅力
淡水魚とは、ザックリ説明すると「海以外に住んでいる魚たち」です。主に…金魚、メダカ、鯉などが、淡水魚になります。
初心者でも育てやすい淡水熱帯魚。代表的な魚は…「ネオンテトラ」「エンジェルフィッシュ」など。(ちなみにエンゼルフィッシュは…和名で「天人石鯛」といいます)
淡水魚は水質への適応力が高く、比較的「丈夫で飼育しやすい」ため、アクアリウム の「初心者向け」の魚が多くいることが特徴です。
淡水魚は基本的に見た目が地味な種類が多いですが、中にはお掃除屋さんのコリドラスのような「お茶目で愛嬌のある魚」もいます。またクラウンローチなどは、運が良いと「横になって寝ている姿」が見られることがありますよ。
◆海水魚の魅力
海水魚とは…そのままですが「海にいる魚」を指します。一般的な魚では…カクレクマノミ、タツノオトシゴなどが、海水魚です。(タツノオトシゴは一見、魚には見えない外見ですが…れっきとした魚で、海馬など多くの呼び名があります)初心者でも育てやすい海水熱帯魚は、「カクレクマノミ」「ハタタテハゼ」など。
海水魚は「綺麗な色の魚が多い」ために「水族館にいるような気分」が味わえる魅力があります。
しかし、海水魚は「水質の悪化」などの急激な変化に敏感で、注意が必要です。
「淡水魚と比べて約4倍のろ過能力のフィルターが必要」で、飼育水の「温度管理がとても重要」です。淡水魚の飼育よりもハードルが高く、慣れていない方が飼うと難しいかもしれません。(熱帯魚に必要な水温は25℃前後。このため飼育する際には「ヒーターが不可欠」です)φ(^o^)
海水魚にも、変わった容姿の人気者が結構います。日頃スーパーの鮮魚コーナーで見かけるカワハギやアミメハギの仲間は、泳ぎ方も大人しく餌付けも比較的にカンタンです。実際に「飼ってみると楽しい魚」が海の中には、まだまだたくさんいます。
◆手始めにまず「道具を集める」ことから
アクアリウムを始めるにはまず必要な道具を揃えましょう!!
水槽や水を温める「ヒーター」、安定した水質を維持する「ろ過器」、魚をきれいに見せたりする「照明」などが必要です。「どんな魚を飼いたい」か「どこに置きたいか」などをまず始めに考えると揃えやすいですよ。
必要な道具あれこれ
・水槽
飼育を始める時に「まず最初に必要なのが水槽」です。素材は…ガラス製とアクリル製が大半を占めます。(ガラス製は「キズがつきにくい」「クリアな視界」などの特徴を、アクリル製は「軽い」「割れにくい」など、ガラスとは逆の特徴を持っています)
購入者が多く、人気がある商品を「Amazon」「楽天」から選んでみました。
●お手頃な「40cmの水槽」です。静音のフィルター付きで、この価格。最初にまずお勧めしたい商品です。見た目も美しく…ガラス製なのに軽量で人気の高いジェックス社製。「黒フチではないこと」も、こだわりのある人からは人気のようです。
※ 下記の画像を【クリック】していただくと商品ページに移動します。
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この他にも「水槽だけ」ではなく、初心者向けに必要な物を集めた「水槽セット」なども売られています。いろいろ調べてみると面白いですよ。
・底砂
底砂とは飼育容器の「底に敷く砂」のこと。底砂という名前ですが、小石や砂利や、セラミックスで出来たものなど、いろいろな種類があります。(底砂はそれぞれ比重が異なるため、種類が違うと混ざらないことがありますので、お気を付けください)
●カラーがブラックなので水槽にいれると一気にカッコイイ雰囲気になります。底砂を入れる時は工夫して丁寧に水を注いだりすると綺麗な透き通った水になります。(粒のサイズが、2~4ミリと小粒なので、吸水力が大きいフィルターをご使用の場合、ご注意ください)
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・ライト(LEDライト)
ライトを入れると「水槽の中が明るく」なって綺麗に見えたり「水草がよく育つ」必須アイテムです。水草を育てるためには、なるべく「光量が強めのライト」の使用をおすすめします。
●白、赤、青の3色に光り、スペックよりも明るく感じられて、魚が活き活き輝いているように見えます。「少スペース、長寿命、省電力」なので、割と重宝する商品です。「葉緑素の光合成効果を増強する」効率的な波長で、「植物の成長」も促します。
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・ろ過フィルター
ポンプやエアなどの力で、水槽の水をろ過器内に循環させてゴミをこし取ったりして「生き物が棲みやすい環境をつくる」役割を果たします。(フィルターは、水中の見た目をキレイにするだけでなく、魚にとって(アンモニアなどの)有害物質を「無害なレベルまで分解する」働きを持っています)
●水槽の縁に引掛けるだけなのでとても簡単です!12時間で「30リットルの水を0ppmにする」強力ろ過システム。また「呼び水なしでスタート」出来るスグレモノです!「音も静か」で、気にならずに使うことができます。
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・ヒーター
水槽を温める器具です。ヒーターには水温が下がると自動的に一定の水温まで上げてくれる機能があるので「水温を安定させる」ために必要です。(機種…水槽のサイズではなく、実際の水の量で選んでください)
●安定した温度管理が出来ます!コスパもいいのでおすすの商品です。デザインが良く、コンパクトサイズなので、水槽内でも目立ちません。また(割と大事なことですが)魚を熱から守る樹脂製のカバー付きなので、安全の面でもお墨付きの商品です。(特に小さい魚がいる場合はご注意ください)
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・水草
水草を入れることでレイアウトに幅を持たせ、自然豊かな水景ができたり「魚のストレス軽減のための隠れ家」にもなるので、水草を入れておきましょう。(魚の排出物を分解して養分に変えて吸収しますので、水の濁りを防ぐ目的もあります)
●画像の色のとおり青々としていて綺麗な色の水草です。ボリュームもしっかりあり、無農薬で安心して使えます。「水面に浮かべる」ほか、(おもりを付けて)「底床に沈めて」も楽しめます。(若干成長が早いようですが)丈夫さで定評がある水草です。
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◆「面白いレイアウト」を心がけよう!
レイアウトの基本
三角構図:水草や流木、石などを三角形にみえるように配置することを三角構図と言います。綺麗に見せるためには高いところと低いところをはっきりさせることがポイントです。
凸型構図:「水槽の中心にすべてのものを集中するレイアウト」の方法です。「1番バランスが取りやすい」ため、初心者でも扱いやすいレイアウトになっています。
凹型構図:水槽の両端に背の高い水草を植栽し、水槽中央を凹ませるレイアウトです。水槽の両端と中央に置くものの高さにメリハリをつければ綺麗な凹型のレイアウトができます。
◆オブジェも加えて「ますます個性的」に!
あれこれと商品探しを始めると…たまたまユニークなオブジェを見つけることがあります。
●こちらは珊瑚のオブジェです。大小の穴が3か所あるため、魚が出たり隠れたりしやすくなっています。似たようなオーナメントも多いですが、ビビッドでカラフルな色彩が海水魚の色彩と上手くマッチするのではないでしょうか。16cmの、お手頃サイズです。
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●続いてこちらは「パイナップル」です。海中にパイナップルという「シュールさ」から、人気があるようです。少しユニークなアイテムを置いてオリジナリティを出したりするのもオススメ!!
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●最後の商品はイチオシ。「不発のまま湖底で朽ち果てて錆びた」割と硬質なイメージ。これ一つで、一気に重厚感溢れる雰囲気に早変わり!(自然の中に人工的なオブジェが静かに佇むコントラストが最高です。平和な世の中には「ちょっと歴史を感じさせる」アイテムです)
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◆疲れた心を癒やす…個性的な「ミニ水族館」のできあがり!
まだまだ「魅力的な魚たち」が、世界中にはたくさんいます。そしてその小さな魚たちには、それぞれに「性格や個性」があるから面白いのです。重要なポイントは「自分が気に入った魚」を飼うことです。好きな魚ならば進んで面倒をみるためですが、これが何より大事なことです。
小さな「自分だけの空間」アクアリウム。インドアな趣味に癒やされて「ストレスを解消」してみてはいかがでしょうか。